本格的にPANTOに乗り始めて半年が過ぎました。
その間感じていたのが、私の脚力だと、どうもギヤをうまく使い切れていない。
TOPなど、下り坂でもやっと踏めるくらい。
登り坂では、早々とインナー、ローに切り替え、ヒイヒイ言いながら登る。
全体的に軽くなればもっと有効に使えるのでは、と思い始めました。
自分の脚力のなさのせい、とも思っていましたが、
その後、コンパクトクランクやギヤ比の存在を知り、先日、ついに交換しました。
私のPANTOは購入時から標準ではなく、105で組んだ10速仕様です。
フロントは、ノーマルクランクの52-39T
まずは、ノーマルクランクをコンパクトクランクに交換です。
コンパクトクランクは、50-34T 。
同じ105ですが、ブラックバージョンにしてみました。
クランクを交換後、フロントディレイラーを下げて調整します。
自分で作業しましたが、事前にいろいろ調べていく中で思わぬことを発見しました。
乗り始めの当初から、フロントをギヤチェンジしようとすると、レバーを1回押してカチッとした後に
もう1度押さないと、フロントはチェンジしてくれません。
つまり、ツーアクション必要ということなり、ギヤチェンジに時間がかかります。
リヤみたいに、何で1回でスパッと気持ちよく切り替わらないのか、と思っていましたが、
105には、フロントにトリプルバージョンがあり、STIレバーは、共通になっている、とのこと。
それで、アウター、ミドル、インナーを切り替えるため、ツーアクションになっているのか、と納得しました。
最新では、フロントダブル用がある、とのことでした。
フロントを、コンパクトドライブに交換するだけでかなり軽くなると思ったのですが、
更に、リヤスプロケットも交換しました。
交換前は、11-25T
交換後は、12-27T
これ以上は軽くはできない、激坂仕様の完成です。
交換作業が終了し、早速試走してみると、どのギヤも今までより全然軽くなり、
クルクル回せます。最高ケイデンス199まで上がりました。
でも、TOPの12Tは、下り坂では使い切ってしまいました。
ローの27Tは、メチャクチャ軽く、一般道にある普通の登り坂くらいでは、軽すぎて使用しないほどです。
激坂専用のスーパーローって感じでした。
となると、今まで使用していた11-25Tでもいいかもしれません。
両方を比較すると、
11-12-13-14-15-17-19-21-23-25T
12-13-14-15-16-17-19-21-24-27T
TOPが、11or12
ロー が、23-25or24-27
が違うところです。
TOPは、12Tを使い切ってしまうので、11TでOK。
ローが、27Tが25Tになり、どれくらいの感じになるのか気になります。
まあ、今後いろいろ試してみて、自分にあったギヤ比にしたいと思います。
また、走るコースによって変えてもいいかもしれません。
自転車は、構造が簡単なので工具さえあれば自分で作業ができ、自分に合ったセッティングを出していける、
そんな楽しみもあるんですねー。