海野宿は、上田市より手前の東御市にあり、江戸時代より北国街道にある宿場町です。
文化庁より、重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、壊すことや新設も基本できない等制限がかかります。
一方、修復などには補助金が出ますが、古民家を維持するためにはそれ相当の費用がかかるそうです。
海野宿では、今も実際に住んで住居とし使用しており、空き家はないのが自慢だそうです。
古民家を利用している特徴として、間口が低い、段差がある等の説明を受けます。
また、観光地化せず昔ながらの静けさを楽しんでもらう、ということをしているそうです。
雨の中を走ってきたので、まずはお風呂に入り、落ち着いた後は、夕食まで時間があるので海野宿を散歩します。
散歩していると、向こうから自転車が1台走ってきます。何とショウさんでした。
あまり知られていない海野宿を知っていてきた、とのこと。さすがですね。いいとこ知らない?と聞かれましたが、
ここ海野宿にあるお店は皆終わるのが早く、ほとんど閉まっていました。
今日は上田まで、というショウさん。では、明日直江津で、とお見送りします。
でも、確認すると9時頃には上がる様子。07:30頃に出発する予定でしたが、雨の様子を見てからに変更。
海野宿では、早朝に散歩しながら海野宿を案内してくれます。時間ができたのでこれに参加することにしました。
ひとつひとつ丁寧にこれまでの歴史や経緯を案内してくれて、とても面白かったです。
雨に濡れる宿場町も、また風情があっていいものでした。
写真のように、電柱がないので抜けるように空が見え、車も人通りもなくひっそりと静まり返っていました。
普段の音だらけの日常生活にはない異次元の時間を過ごすことができました。
宿にもどり、準備等していると、雨も徐々に上がって明るくなってきました。